宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【842】 黒猫
闇を切り取り、蛍火を嵌め込んで、黒猫を作った。
黒猫はゆっくりと伸びをすると、僕を見た。
「あんたは俺に何を期待しているんだ?猫が他人の思い通りになるはずもないのに」
そしてぽおんと屋根を越えて行ってしまった。
それでいい。
自由にどこかへ行って欲しかっただけなんだ。
自分の書き出し使用。
【843】 菜の花
菜の花の黄色が妙に目にしみた。
鮮やかな黄色はなかば横っ面をひっぱたく勢いで、冬にこもる僕を春の真ん中に放り出す。
そろそろいいだろう?
そう言われた気がして、僕は君を失った悲しみからやっと一歩踏み出した。
自分の書き出し使用。
リサイクル、リサイクル(^^;)
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闇を切り取り、蛍火を嵌め込んで、黒猫を作った。
黒猫はゆっくりと伸びをすると、僕を見た。
「あんたは俺に何を期待しているんだ?猫が他人の思い通りになるはずもないのに」
そしてぽおんと屋根を越えて行ってしまった。
それでいい。
自由にどこかへ行って欲しかっただけなんだ。
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【843】 菜の花
菜の花の黄色が妙に目にしみた。
鮮やかな黄色はなかば横っ面をひっぱたく勢いで、冬にこもる僕を春の真ん中に放り出す。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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