宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【856】 恋情
恐ろしいのは、あなたではない。そう言って、姫巫女は我の手を取った。その言葉通り手に震えはなく温かい感触に我知らず手を重ねていた。彼女は呟く。恐ろしいのは鬼のあなたに惹かれてゆく私の心。ならばそなたをさらっていこう。否やは言わさぬ。姫巫女はただ頷いた。
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【857】 部品
歩くための足は捨てました。触れるための手も捨てました。見つめるための目も、声を聞くための耳も、気持ちを伝えるための声も。君に関わろうとする体の部品を外していったら、僕にはなにも残りませんでした。最後に君を求める心が、剥き出しで転がっていきました。
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恐ろしいのは、あなたではない。そう言って、姫巫女は我の手を取った。その言葉通り手に震えはなく温かい感触に我知らず手を重ねていた。彼女は呟く。恐ろしいのは鬼のあなたに惹かれてゆく私の心。ならばそなたをさらっていこう。否やは言わさぬ。姫巫女はただ頷いた。
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歩くための足は捨てました。触れるための手も捨てました。見つめるための目も、声を聞くための耳も、気持ちを伝えるための声も。君に関わろうとする体の部品を外していったら、僕にはなにも残りませんでした。最後に君を求める心が、剥き出しで転がっていきました。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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