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宵月楼-しょうげつろう-

あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。

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【834】 夢見月

花冷えに君が恋しい夢見月


【835】 夢見草

風が散らせる夢見草。巻かれて見るはどんな夢?


【836】 永遠

もし、もう一度だけ命が吹き込めるなら、今度はなくならないように術をかけなくちゃ。
僕は君そっくりの人形をソファに座らせてその髪を撫でた。
君の魂がここから出られないように、厳重に封じてあげる。
もう二度と僕を置いて死ぬなんて許さない。
永遠に君は僕の物だ。

書き出しをお借りして。「ヤンデレ」っていうんですか?w


【837】 孤独

屋根の上にしゃがみこんで、両手をばあっと広げて、ああ、この中に君の温もりがあればなあなんて思ってたって君はここにはいないんだし、しかたないからそのまま後ろにころんと倒れて流れ星が全部僕に刺さっちゃえばいいんだとか思いながら、細い月に薄ら笑いされている今夜の僕。

タグ(ツイッターの分類わけするための記号のようなもの)を入れて、ツイッターひとことの限界140字ぴったりで収めてみました。
こうやってずらずらっと書くのは結構好きです。


【838】 きっかけ

いつも行く喫茶店に常連のサラリーマンがいる。
三十代くらいでそこそこの外見。
役者張りの二枚目ってわけじゃないけど声だけはすごくいい響き。
それが聞きたくて通っていたら、今日に限って隣に座られた。
「名前を訊いてもいい?」
しゅるり、緩めるネクタイに心臓が跳ねた。

締めの一文をお借りして。
おじさんご好評いただきました(^^)。


【839】

いつか僕がこの世からいなくなるときが来たら、最期に一度だけでも君に会いたい。でも消えていく僕を見せたら嫌な思いをするだろうから、結局君を想いながら僕はそっと朽ちていくんだろう。でももしできることなら。遠くからでいい。君の笑顔を垣間見ながら、消えていきたい。


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宵月楼 店主
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非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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