宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【828】 減らないもの
わけてあげてもへらないもの。笑顔。優しい言葉。涙をふいてあげる指。ぎゅっと抱き締める腕。夜中に電話する時間。いくらでも君にあげる。だって、知ってる?逆に増えるもの。君に対する僕の気持ち。
書き出しをお借りして。
【829】 魔女
オレンジ色のビーズがパラパラ零れた。夕焼けを切り取ってビーズにして見せた魔女は、無邪気に微笑んで僕に手をさしのべる。「人形にされたくないなら言うことをお聞き」それでも僕の答えは決まっている。「嫌だ」幼い魔女の表情が泣き出しそうに歪んだ。君の為なんだ。ごめんね。
【830】 不幸と幸福
幸せを感じなければいけないという強迫観念。五体満足ならば幸せか。なに不自由ない境遇であれば幸せか。他と比べて恵まれているのに不幸を感じることは罪なのか。それはわがままで贅沢だとそしられるほどの罪なのか。それを断罪する資格が、誰にあるのか。
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わけてあげてもへらないもの。笑顔。優しい言葉。涙をふいてあげる指。ぎゅっと抱き締める腕。夜中に電話する時間。いくらでも君にあげる。だって、知ってる?逆に増えるもの。君に対する僕の気持ち。
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オレンジ色のビーズがパラパラ零れた。夕焼けを切り取ってビーズにして見せた魔女は、無邪気に微笑んで僕に手をさしのべる。「人形にされたくないなら言うことをお聞き」それでも僕の答えは決まっている。「嫌だ」幼い魔女の表情が泣き出しそうに歪んだ。君の為なんだ。ごめんね。
【830】 不幸と幸福
幸せを感じなければいけないという強迫観念。五体満足ならば幸せか。なに不自由ない境遇であれば幸せか。他と比べて恵まれているのに不幸を感じることは罪なのか。それはわがままで贅沢だとそしられるほどの罪なのか。それを断罪する資格が、誰にあるのか。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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