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宵月楼-しょうげつろう-

あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。

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最近、身内が怪我や病気でばたばたしてまして、ちょっとした呟きは出来ても、ちゃんと考えて文章を練る余裕がない状態です。
ほんとは書きたいんですけどね。
だから、ちまちまと小さな設定を作って遊んでみようかな、と思います。
今回は侍を出してみました。


【330】

寺の門前に一人の侍が立っていた。
両足を踏みしめ、真っ向を見据え、すらりと刀を抜く。
やがてひやりとした風と共になにか禍々しいものが彼に襲いかかった。
ざん、と白光が一閃し、暫しの静寂のあと、重い音を立てて彼の足元に落ちたのは、両断された蜘蛛の化け物であった。

お題:「寺」、「懐紙」、「侍」で創作しましょう。
http://shindanmaker.com/138578
たぶんこのあと懐紙で刀を拭いております(^^;
三題話ですが、入らない場合は今は無理にいれない事にしてみました。
疲れてるからめんどくさい、とも言うwww
侍、というと、うちでは犬神の瑠璃丸が侍寄りのキャラです。人間とあやかしの剣士を会わせたら、仲良くなるのか、反発するのか、楽しみなところです。


【331】

本当は僕のものにしたい。
方法はいくらでもある。
僕と共に永遠にうす闇の世界で生きる方法は。
でも、それは出来ない。
だって、君が人間として精一杯生きる、その眩しさに惚れたんだもの。
だから、君が何度旅立っても、僕は君を引き留めたりしないんだ。

お題:俺のものにしたい、でも、出来ない。

【332】

僕と出会わない君の人生を、僕はいつも奪っているのかもしれない。
人間と恋して、結ばれて、一緒に年を取る人生。
それを可能性すら奪う僕の独占欲は底が見えない。
それが怖くない、と言ったら嘘になるけど、それでも渇いた旅人が水を欲するように、僕は君に手を伸ばす。

お題:怖くない、と言ったら嘘になるけど

【333】

どうしても許せない。
初対面の僕の尻尾に、あいつ何をしたと思う?
なにも言わずにぱくっと噛みついたんだ!
犬神って鼻がいいんじゃないの?って言ったら、条件反射だ、って涼しい顔で言い返す。
僕らの初対面は最悪だった。

お題:どうしても許せない


ところで、忍者ブログの編集画面が非常に動きづらいです。
不具合が出まくって、こんな短い記事を書くのに一度フリーズしたという。
あまり改善されないなら、別のとこへブログ移さないとですね・・・orz



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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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