宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
[120] [119] [118] [117] [116] [115] [114] [113] [112] [111] [110]
赤蜻蛉を見ました。
残暑厳しいですが、着実に秋は近づいていますね。
月が素敵な季節です。
【293】
車に乗り込む。
「朝早く、ごめん」
車内には貴方が、大きな荷物と一緒に乗っている。
「あの」
「さよならなんて言わないでよ」
そう言って、持ってきた箱を投げつける。
「プレゼント!」
中に入ってる指輪を見て、君が驚いた。
遠くへいく君へ、いつか私の元へ帰ってくるおまじない。
お題:
「早朝の車内」で登場人物が「さよならを言う」、「プレゼント」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927
【294】
君を待つ 僕の隣に月見草
俳句の日なので、俳句を作ろう!と素人が考えた結果。
残念w
【295】
「親分さん?」
見上げて来る船宿の看板娘の視線に、疾風の十兵衛と呼ばれる駆け出しの若親分は、不自然に視線を外した。
弱冠十四にして親の家業を継いだのだ。
まだまだ貫禄には程遠い。
「おさやちゃん。この印籠の持ち主が来たら、教えてくんな」
それだけ言うのが精一杯だった。
お題:
「船宿」、「印籠」、「親分」で創作しましょう。 http://shindanmaker.com/138578
【296】
白い雲の浮かぶ高い空。
頭を垂れ始めた稲穂に、赤蜻蛉がつい、と留まり、気づけば少し温度の下がった風が、吹きすぎて蜻蛉を驚かす。
いつの間に虫の声が増えただろう。
まだ、残暑は厳しいはずなのに、忍び寄っている秋の気配。
【297】
背中に翼があるのなら、私はここから飛び立とう。
背なの翼は偽物で私を支えはしないけど、
堕ちる私は剥がれゆく羽と一緒に雪のよに、
あなたの元へ降るだろう。
お題:背中に翼があるのなら
【298】
手を伸ばす 君の面影 月の宵
【299】
いつか僕も死ぬのだろうか。
その時には君の手を握りしめて、君を見つめて逝けたらいいと思う。
君を何度も見送ったように、僕を見送って欲しい。
でも君は泣くかな。
だったら、手を繋いで、一緒に逝こう。
一緒にゆっくり年を取って、満足して、一緒に旅立とう。
お題:「君の手を握りしめて」
【300】
横を見れば、あどけない寝顔。
何度も目を覚まし、何度も確認する。
消えてない。
まだ、消えてない。
失うことになれた僕は、今、愛しい君を掌中にしても不安で仕方がない夜がある。
出来るだけ長く君といられますように。
今生も僕はそっと呪文のようにそう唱える。
お題:「あどけない寝顔」
【301】
本当は、見つけたら、君の都合なんか全部吹き飛ばして、傷つけてもいいから拐って、抱きしめて、口づけたい。
それくらい君に飢えている。
でも、泣き顔は見たくないから、それをこらえてもう一度知り合うところからちゃんと始めるんだ。
輪廻する君。
現世で待ちわびる僕。
お題:「傷つけてもいいから」
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
残暑厳しいですが、着実に秋は近づいていますね。
月が素敵な季節です。
【293】
車に乗り込む。
「朝早く、ごめん」
車内には貴方が、大きな荷物と一緒に乗っている。
「あの」
「さよならなんて言わないでよ」
そう言って、持ってきた箱を投げつける。
「プレゼント!」
中に入ってる指輪を見て、君が驚いた。
遠くへいく君へ、いつか私の元へ帰ってくるおまじない。
お題:
「早朝の車内」で登場人物が「さよならを言う」、「プレゼント」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927
【294】
君を待つ 僕の隣に月見草
俳句の日なので、俳句を作ろう!と素人が考えた結果。
残念w
【295】
「親分さん?」
見上げて来る船宿の看板娘の視線に、疾風の十兵衛と呼ばれる駆け出しの若親分は、不自然に視線を外した。
弱冠十四にして親の家業を継いだのだ。
まだまだ貫禄には程遠い。
「おさやちゃん。この印籠の持ち主が来たら、教えてくんな」
それだけ言うのが精一杯だった。
お題:
「船宿」、「印籠」、「親分」で創作しましょう。 http://shindanmaker.com/138578
【296】
白い雲の浮かぶ高い空。
頭を垂れ始めた稲穂に、赤蜻蛉がつい、と留まり、気づけば少し温度の下がった風が、吹きすぎて蜻蛉を驚かす。
いつの間に虫の声が増えただろう。
まだ、残暑は厳しいはずなのに、忍び寄っている秋の気配。
【297】
背中に翼があるのなら、私はここから飛び立とう。
背なの翼は偽物で私を支えはしないけど、
堕ちる私は剥がれゆく羽と一緒に雪のよに、
あなたの元へ降るだろう。
お題:背中に翼があるのなら
【298】
手を伸ばす 君の面影 月の宵
【299】
いつか僕も死ぬのだろうか。
その時には君の手を握りしめて、君を見つめて逝けたらいいと思う。
君を何度も見送ったように、僕を見送って欲しい。
でも君は泣くかな。
だったら、手を繋いで、一緒に逝こう。
一緒にゆっくり年を取って、満足して、一緒に旅立とう。
お題:「君の手を握りしめて」
【300】
横を見れば、あどけない寝顔。
何度も目を覚まし、何度も確認する。
消えてない。
まだ、消えてない。
失うことになれた僕は、今、愛しい君を掌中にしても不安で仕方がない夜がある。
出来るだけ長く君といられますように。
今生も僕はそっと呪文のようにそう唱える。
お題:「あどけない寝顔」
【301】
本当は、見つけたら、君の都合なんか全部吹き飛ばして、傷つけてもいいから拐って、抱きしめて、口づけたい。
それくらい君に飢えている。
でも、泣き顔は見たくないから、それをこらえてもう一度知り合うところからちゃんと始めるんだ。
輪廻する君。
現世で待ちわびる僕。
お題:「傷つけてもいいから」
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
PR
この記事にコメントする
HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
カウンター