宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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テーマなしの欠片を五つ。
1
わすれて、思い出して、もう一度わすれて。繰り返す螺旋。流されるままの記憶。今度目が覚めたとき、僕は君を覚えていられるだろうか。それが怖くて僕は決意する。覚えていられるうちに君を永遠にしよう。微笑む君を抱き締める。冷たい刃が人肌に温まり煙る。そして。
2
かぼちゃの馬車に乗りきれない。どこで聞き付けたのか、中は継母と姉たちでもういっぱい。馬車の前でため息をつくシンデレラに、ネズミの馬が目配せをした。「そうね」微笑んで、馬車からはずした馬にまたがる。ドレスを翻してシンデレラは城を目指した。
3
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わすれて、思い出して、もう一度わすれて。繰り返す螺旋。流されるままの記憶。今度目が覚めたとき、僕は君を覚えていられるだろうか。それが怖くて僕は決意する。覚えていられるうちに君を永遠にしよう。微笑む君を抱き締める。冷たい刃が人肌に温まり煙る。そして。
2
かぼちゃの馬車に乗りきれない。どこで聞き付けたのか、中は継母と姉たちでもういっぱい。馬車の前でため息をつくシンデレラに、ネズミの馬が目配せをした。「そうね」微笑んで、馬車からはずした馬にまたがる。ドレスを翻してシンデレラは城を目指した。
3
たった一人でステップ踏んで月光浴びる十三夜
4
うさぎを作る。花うさぎ。雨うさぎ。ロボうさぎ。雲うさぎは空に飛んでいく。雪うさぎは冷蔵庫に飛び込んだ。月うさぎは満月に帰り、風うさぎはどこかへ旅立った。僕の手元に残ったのは、動かないぬいぐるみうさぎだけ。喋らぬ君を抱き締める。
5
月の綺麗な夜は、刀を抜かないことにしている。罪を照らし出されると怯えるわけではなく、ただ散る深紅が白い月には似合わぬと思うからにすぎない。しかし、己が斬られるのならば月夜がいいと思う。最期に見るものは、あれほどに美しいものがいい。その為にも、月夜は血で汚さぬ。
この前の鳥使いの話。
おかずがカラアゲだとコメントをいただきましたが、あのあと、私もカラアゲを食べてます。むしろ、鳥が無かったら生きられません(^^;;;)
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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