宵月楼－しょうげつろう－
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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「夢なんか見てどうするんだ。どうせ誰も、わかっちゃくれないよ」才能がある子供たちの大半はそう言って夢を見ることを拒否する。夢で予知をしたり、失せ物を探したり、そんな能力があるのに封印してしまう。そして自分達を否定した大人と同じものになっていくんだ。
【twnovel/書き出し】
【twnovel/書き出し】
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おはようを言うまで一緒にいてくれないのは、君が夜にしか生きられないから。夜明け前にシャワーを浴びて、窓際で朝日に照らされれば、君は消えてしまう。いつか僕とずっと一緒にいたいって言ってくれるかな。そしたらきっと。「いってらっしゃい」呟いた僕に、白い猫がにゃーんと鳴いた。
【twnovel/猫】
【twnovel/猫】
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空からパスタが降ってきた。蝶の形のファルファッレがヒラヒラ。螺旋状のフジッリがクルクル。それを虫取り網を構えて捕まえる君。「もう！少しおとなしくしなさいってば！」叫びながら駆け回る。天気予報がパスタの日は、大人顔負けの君が年相応の子供に戻る日。
【twnovel/書き出し/パスタ】
【twnovel/書き出し/パスタ】
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お堅いイメージがある私だけど、それだってあなた次第。恋の熱にさらされたなら、しなやかで艶やかで柔らかい肌がそっと目を覚ます。あなた好みに染めてちょうだい。私はきっとあなたを満足させるわ。そうでしょう？
【twnovel/パスタ】
【twnovel/パスタ】
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一筋流れた涙を見た瞬間、無意識に手を伸ばしていた。驚く君も構わずに引き寄せて抱き締めた。君を傷つけるかもしれないと思ったけど、もう自分を騙すことはできなかった。曖昧な関係を壊すように唇を奪った。君がそんなに無防備に泣くからいけないんだ。
【twnovel/恋愛】
【twnovel/恋愛】
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ＨＮ：
宵月楼 店主
性別：
非公開
自己紹介：
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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