宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【621】
誰もが寝静まった夜半に、長屋の屋根の上に人影がひとつ。
遠く彼方を見据えるのは、金に光る瞳。
それは獲物を狙う鷹の瞳そのものだった。
そして、その目には闇の中でもはっきりと狙う者の姿が見えているのだ。
「さあ、どうする?」
喉の奥でくくっと笑って、彼は弓に矢をつがえた。
囁きが聞こえるはずもない彼方の獲物に狙いを定める。
「俺に狙われたのが運のつきだったな。この鷹の目の上総に・・・よっ!」
放たれた弓が、夜を切り裂いて飛んだ。
お題:「長屋」、「弓」、「笑う」で創作しましょう。 #jidaiodai http://shindanmaker.com/138578
江戸時代版ゴルゴ13のようなスナイパー。
いや、もっと優男なイメージですけどね(^^;
昼間は遊び人な感じで。
拍手ありがとうございます。
なんかすごい誉め言葉が!
目の前に絵が思い浮かぶ文章を書けるよう、さらに精進します!
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誰もが寝静まった夜半に、長屋の屋根の上に人影がひとつ。
遠く彼方を見据えるのは、金に光る瞳。
それは獲物を狙う鷹の瞳そのものだった。
そして、その目には闇の中でもはっきりと狙う者の姿が見えているのだ。
「さあ、どうする?」
喉の奥でくくっと笑って、彼は弓に矢をつがえた。
囁きが聞こえるはずもない彼方の獲物に狙いを定める。
「俺に狙われたのが運のつきだったな。この鷹の目の上総に・・・よっ!」
放たれた弓が、夜を切り裂いて飛んだ。
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江戸時代版ゴルゴ13のようなスナイパー。
いや、もっと優男なイメージですけどね(^^;
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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