宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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冬がくる前に色んな色の糸を紡いで、手袋や毛糸の帽子やマフラーを編んでおかないと。
秋になると桔梗さんは忙しい。
木枯らしが吹く頃には、山の木の実やキノコを持って狐や狸や木霊の子が桔梗さんの家に冬支度を整えに来るのだから。
桔梗さんはそれを楽しみに、編み物を始める。
桔梗さんの指は魔法の指なのだ。何からでも糸を紡ぎ出すことができる。
毛糸から絹のような細いものまで自由自在だ。
縫うもの、編むもの、織るもの。
用途によって太さや柔らかさを変えて糸を紡ぎ、色々なものを作り出す。
自然の糸を使うと体にも心にも優しいものが出来上がる。
風が涼しくなると、桔梗さんはかぎ針を引っ張り出す。
夏の間は毛糸を扱うのは大変。
だから、秋に入るのを見計らって編み物を始めるのが毎年の習慣なのだ。
今年は何を編もうか。
そう考えながら桔梗さんは散歩に出る。
そして空や色づき始めた葉っぱからするすると毛糸を紡ぎ出した。
ツイッターでぽつぽつと書いた童話風なお話。
オチはない(^^;)
指で触れると糸になる設定は胡桃ちのさんの漫画よりお借りしちゃいました。すみません。
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秋になると桔梗さんは忙しい。
木枯らしが吹く頃には、山の木の実やキノコを持って狐や狸や木霊の子が桔梗さんの家に冬支度を整えに来るのだから。
桔梗さんはそれを楽しみに、編み物を始める。
桔梗さんの指は魔法の指なのだ。何からでも糸を紡ぎ出すことができる。
毛糸から絹のような細いものまで自由自在だ。
縫うもの、編むもの、織るもの。
用途によって太さや柔らかさを変えて糸を紡ぎ、色々なものを作り出す。
自然の糸を使うと体にも心にも優しいものが出来上がる。
風が涼しくなると、桔梗さんはかぎ針を引っ張り出す。
夏の間は毛糸を扱うのは大変。
だから、秋に入るのを見計らって編み物を始めるのが毎年の習慣なのだ。
今年は何を編もうか。
そう考えながら桔梗さんは散歩に出る。
そして空や色づき始めた葉っぱからするすると毛糸を紡ぎ出した。
ツイッターでぽつぽつと書いた童話風なお話。
オチはない(^^;)
指で触れると糸になる設定は胡桃ちのさんの漫画よりお借りしちゃいました。すみません。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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