宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【776】 寒い朝
それは、音すらも凍ってしまったような寒い冬の朝だった。いや、ちょっと待て。外に出た俺はしんと静まった世界に違和感を感じた。口を開けて声を出してみる。凍った音が宙で砕けて、ダイヤモンドダストのように朝日を受けてきらきらと舞い散る。本当に寒い朝の出来事。
【777】 機械的な彼女
「スキャン開始……体温三六.四度、異常なし……問題は見つかりませんでした」淡々と告げて彼女は額に当てていた手を外した。機械の彼女は人間らしさが希薄だ。「でもつらい」僕が言うと首を傾げる。「異常はないですが」君に心を教えるにはどうすればいいんだろうね。
書き出しをお借りして二編。
たいてい「あ、書きたい!」と思った人はフォロワーさんだっていうところに、気が合うというか、趣味が合うというか、絆を感じてしまいますね(^^)。
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それは、音すらも凍ってしまったような寒い冬の朝だった。いや、ちょっと待て。外に出た俺はしんと静まった世界に違和感を感じた。口を開けて声を出してみる。凍った音が宙で砕けて、ダイヤモンドダストのように朝日を受けてきらきらと舞い散る。本当に寒い朝の出来事。
【777】 機械的な彼女
「スキャン開始……体温三六.四度、異常なし……問題は見つかりませんでした」淡々と告げて彼女は額に当てていた手を外した。機械の彼女は人間らしさが希薄だ。「でもつらい」僕が言うと首を傾げる。「異常はないですが」君に心を教えるにはどうすればいいんだろうね。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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