宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【1043】 異国の音
その音を聞いたのはほんの偶然だった。
朝、いつものより一本早い電車に乗れた。
たったそれだけの気まぐれ。
だけど、ひとけのない学校の屋上で、僕は彼女が歌うのを聞いた。
聞いたことのない言葉は、心地よい音となって僕を捕らえた。
広がる草原と青空が見えた。
書き出しをお借りして。
【1044】 会いたくて
「最近のあやかしはコンビニ来るのか」
バイトしてるあいつはレジの向こうでニヤリと笑う。
人の癖に生意気だな。
「バカにすんな。あやかしだってジュースも飲むし弁当も食うわ」
「へー」
人恋しくなったのがばれてるみたいで妙に気恥ずかしくなった。
お題:コンビニ
【1045】 注:普通のコンビニです
雪女「氷、ある?」
俺「ありますよ」
犬神「・・・卵」
俺「おでんはないけど、つまみの燻玉が」
山童「塩にぎりないのか」
俺「シャケ入りもうまいですよ」
猫又「新作のデザート買いに来ちゃった」
俺「あんたほんとにあやかしか?」
意外と夜も忙しい。
お題:コンビニ
【1046】 仕方ない
「どうしても帰らねえのか?」
俺の問いに雪女は頷く。
「この暑さじゃ体も辛いだろ?今年はクーラーもあまり使えねえし。消えちまうぞ」
「やだ。離れたくない」
仕方ねえなあ。
「わあったよ。俺が一緒なら行くだろ?消えて欲しくねえんだ」
お題:雪
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その音を聞いたのはほんの偶然だった。
朝、いつものより一本早い電車に乗れた。
たったそれだけの気まぐれ。
だけど、ひとけのない学校の屋上で、僕は彼女が歌うのを聞いた。
聞いたことのない言葉は、心地よい音となって僕を捕らえた。
広がる草原と青空が見えた。
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【1044】 会いたくて
「最近のあやかしはコンビニ来るのか」
バイトしてるあいつはレジの向こうでニヤリと笑う。
人の癖に生意気だな。
「バカにすんな。あやかしだってジュースも飲むし弁当も食うわ」
「へー」
人恋しくなったのがばれてるみたいで妙に気恥ずかしくなった。
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【1045】 注:普通のコンビニです
雪女「氷、ある?」
俺「ありますよ」
犬神「・・・卵」
俺「おでんはないけど、つまみの燻玉が」
山童「塩にぎりないのか」
俺「シャケ入りもうまいですよ」
猫又「新作のデザート買いに来ちゃった」
俺「あんたほんとにあやかしか?」
意外と夜も忙しい。
お題:コンビニ
【1046】 仕方ない
「どうしても帰らねえのか?」
俺の問いに雪女は頷く。
「この暑さじゃ体も辛いだろ?今年はクーラーもあまり使えねえし。消えちまうぞ」
「やだ。離れたくない」
仕方ねえなあ。
「わあったよ。俺が一緒なら行くだろ?消えて欲しくねえんだ」
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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