宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【1017】 燕飛ぶ
燕は今日も花街を気ままに飛んでいる。昼ののんびりとしたこの町は騒がしくなくて飛びやすい。「寄ってお行きよ」顔馴染みの姐さんに声をかけられても、ひらりと宙返りして飛び去ってしまう。寄る軒先はあいつの場所と決めているのだ。
お題:鳥
【1018】 夜の彼女、昼の彼女
「時間切れね」
哀しげに微笑んで彼女は俺を見た。
朝日をいくら防いでも、朝が来ると無情な術は作動する。
彼女の体がほのかに光り、縮んでいく。
小さく、小さく。
そして。
「おはようー」
幼くなった彼女が目を開けて、無邪気に僕に笑いかけた。
お題:朝
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燕は今日も花街を気ままに飛んでいる。昼ののんびりとしたこの町は騒がしくなくて飛びやすい。「寄ってお行きよ」顔馴染みの姐さんに声をかけられても、ひらりと宙返りして飛び去ってしまう。寄る軒先はあいつの場所と決めているのだ。
お題:鳥
【1018】 夜の彼女、昼の彼女
「時間切れね」
哀しげに微笑んで彼女は俺を見た。
朝日をいくら防いでも、朝が来ると無情な術は作動する。
彼女の体がほのかに光り、縮んでいく。
小さく、小さく。
そして。
「おはようー」
幼くなった彼女が目を開けて、無邪気に僕に笑いかけた。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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