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宵月楼-しょうげつろう-

あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。

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【1023】

君が見てる世界と僕が見てる世界は同じじゃないよ。重なってるけど同じじゃない。だから僕には、君がどこを見てるのかわからない。わからないんだ。

【1024】

遥か遠くにいる君。全然違う性格の君。正反対の趣味の君。だけど、ふとした瞬間に同じもので笑える君。すれ違って、ふと立ち止まって言葉を交わした偶然。そんな君で、またひとつ僕の世界に色がつく。きっと君は淡い薄紅。春に似た柔らかな色。

とても心がほんわかさせられる友達に。

【1025】

君の中の僕の存在に自信がないから見ていることしかできないけど、いつもと様子が違えば心配。うまく言葉にできないし、この不器用な指が君の傷口のかさぶたを剥がしそうで怖くて伸ばせないけど、僕はいつでもここにいるよ。君を嫌いにはならないよ。

【1026】

激しく自分を責めるのは自虐でしかないと怒られたことがある。人の声に耳を貸さずに自分を責めてれば楽でしょう?と。だから、人の声には耳を傾けるようにしたい。時には痛い言葉もあるけど、面と向かって言われる言葉は気にかけてくれている証拠だから。激しくても、厳しくても、そこには愛情がある。

【1027】

誰の一番にもならないかわりに、誰かだけしか見ないこともない。静かな月のようにここにいて、目の前を過ぎていく人たちをそっと見ている。必要なときは名前を呼んでいい。気が向いたら立ち止まって言葉を交わしてもいい。それまでは、ここで風に吹かれているよ。

【1028】

君たちが口々に勝手言って、僕の頭の中で好き勝手してる。外に出して会いたいよ。僕の物語の中の君たちに。

お題:会いたくなる時

【1029】

自分の存在意義に迷う。君に、ここにいてくれてよかったと言ってほしくなる。

お題:会いたくなる時


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終末/ガリガリ君 HOME 都々逸

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宵月楼 店主
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非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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