宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【893】 関所前
関所に行く道の途中にあるそば屋には、あやかしが住んでいる。
主人は狸、板場に烏、看板娘は雀のあやかしだ。
そして関所を越える力のないあやかしに、狸が人の目を欺く手形を融通しているという。
空も飛べず、陰形も使えぬものにとって、関所はなにかと厄介なのだ。
お題:「関所」、「蕎麦」、「雀」で創作しましょう。 #jidaiodai http://t.co/8r01twW7
【894】 想いの行方
伝え損ねた想いが今も胸の奥でくすぶって消えない。
ゆっくりと低温でやけどするように、心が溶けて行く。
手放せばいいのだ。
忘れてしまえばいいのだ。
しかし、それは楔のように刺さって抜けない。
いつか心が溶けてしまったら、残された想いはどこへいくのだろう。
お題:今日の書き出し/締めの一文 【 伝え損ねた想いが今も胸の奥でくすぶって消えない 】 http://t.co/5mjRSvbP
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関所に行く道の途中にあるそば屋には、あやかしが住んでいる。
主人は狸、板場に烏、看板娘は雀のあやかしだ。
そして関所を越える力のないあやかしに、狸が人の目を欺く手形を融通しているという。
空も飛べず、陰形も使えぬものにとって、関所はなにかと厄介なのだ。
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【894】 想いの行方
伝え損ねた想いが今も胸の奥でくすぶって消えない。
ゆっくりと低温でやけどするように、心が溶けて行く。
手放せばいいのだ。
忘れてしまえばいいのだ。
しかし、それは楔のように刺さって抜けない。
いつか心が溶けてしまったら、残された想いはどこへいくのだろう。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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