宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【904】 寂しいことを言わないで
不要になったら、僕を壊してください。
その機械人形はそう言って笑った。
当たり前のように自分の破壊を口にして笑う彼が寂しくて、幼い俺はぼろぼろと涙を流した。
そんな俺を慌ててあやした彼の困り顔に、俺はなぜか少し安心したのを今でも覚えている。
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その機械人形はそう言って笑った。
当たり前のように自分の破壊を口にして笑う彼が寂しくて、幼い俺はぼろぼろと涙を流した。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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