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宵月楼-しょうげつろう-

あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。

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「エビフライに、合う」呟いて、君はタルタルソースをかけたエビフライにかぶりついた。試行錯誤したタルタルソース。君が好きなエビフライに合う、君のためのタルタルソースを、僕はやっと完成させた。「うん。好き。美味しい」「僕も君が好きだよ」君がエビフライを落としそうになった。

【twnovel/書き出し】

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診断メーカーで「うたかた薬局」という診断を作りました。
あまりないようなお薬を調剤してくれるというものですが、一応イメージを文章にしてみたので、覚書で載せておきますw


「こんにちは」扉を開けると笑みを浮かべた青年が、少し首をかしげるようにこちらを見てそう言った。どうぞ、とカウンターの前の席を指し示し、自分はカウンターの中で立っている。手に筆記具を持っていなければ、喫茶店の店員と間違えそうなほど穏やかな笑みだった。

そこは小さな調剤薬局。カウンターの奥には調剤する場所や棚がびっしりあるが、中は明るくてシンプルだが花が飾られたテーブル席も用意され、まるで喫茶店のよう。窓際には観葉植物。処方箋はいらない。

【診断/泡沫薬局】

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僕が欲しかったのは君の妙薬になるという角だけだったんだ。それを折れば君が弱って死んでしまうとしてもどうしても必要だった。だけど伸ばした手はあっさり君につかまれた。「バカだなあ。泣くなよ」知らずに泣いていた僕の手に自分で折った角をのせて、君は笑った。

【twnovel/鬼/書き出し】

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「夢なんか見てどうするんだ。どうせ誰も、わかっちゃくれないよ」才能がある子供たちの大半はそう言って夢を見ることを拒否する。夢で予知をしたり、失せ物を探したり、そんな能力があるのに封印してしまう。そして自分達を否定した大人と同じものになっていくんだ。

【twnovel/書き出し】

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少しずつ手を加えております。
遡って記事を増やしておりますので読みにくいかと思いますが、気ままに読み散らかしてやってください。

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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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