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宵月楼-しょうげつろう-

あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。

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陽炎のごとき昔の思い出は儚くはじけ泡沫の人

【川柳/企画参加/泡沫人】

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【この書き出しいかがですか】とは

Twitterにおけるハッシュタグの一つで、文字通り創作の文章(主にツイッターノベル)において自由に使用可能な冒頭の文章を提供する物です。
簡単に言えば、「この文章を使って、それに続く物語を書いてみませんか?使ったら【#書き出し】というタグをつけて呟いてね」というものです。

ここにはその提供した文章を覚書として載せています。
Twitterで使用する場合は、【#書き出し】タグをつけていただきますようお願いします。
尚、宵月楼の書き出しは、途中や締めにもご使用いただけます。
その際は、途中の場合は【#一文】、最後の場合は【#締め】をつけて呟いてください。
よろしくお願いします。



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何しろ先生を昏倒させたのだから。
「じゃが、急に言葉が出てこんくなったぞ。まるで言葉を禁じられておるようじゃ。何故じゃ?」
「そりゃ、それを禁じないとその体に留まれないからですよ。あなたが自分を定義すると、猫の体には留まれない。言葉は言霊です。お分かりでしょう?」

【twnovel/妖草紙
絡繰猫


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「ぼんくら言わんでください」
 のそりと先生は体を起こして、その場に座り込んだ。せめて畳に上がればいいのに、と思ったが、普段から畳も見えぬほど散らかっている部屋だ。特に違和感もない。邪魔だけど。
「体の具合はどうです?違和感は?」
「動きは申し分ないぞ」
「・・・ですよね」

【twnovel/妖草紙
絡繰猫


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「ところであなたは何者なのですか?絡繰ですよね?」
「そうじゃな。だが、ちと特別製じゃ。我はの・・・」
 猫はそこまで言って、二三度口を開いたり閉じたりした後、不機嫌そうに尻尾を一振りした。
「起きろ、ぼんくら」
 そう言って、先生の頭を前足で叩く。
「そなた、我に何をしたのじゃ?」

【twnovel/妖草紙
絡繰猫


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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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