宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
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【1114】
世界が君を嫌ってるんじゃない。君が世界を嫌ってるんだね。
【1115】
君がいるんです。君がいるんです。僕のわがままだけならば、いくらでもそう叫びます。それが夢の中ならば、自由に叫んでいいでしょう?だって現実の君はいつでも誰かに囲まれて、笑顔は僕のものじゃない。僕だけのものじゃない。
歌をお借りして。
【1116】
ダイキライダヨ。口の中で噛み砕いたら、苦かった。こんな言葉で君を満たしたらきっと君は苦しいから、僕はそれを噛み砕く。君が嫌いなんじゃないよ。僕の周りのあれやこれやいろんなものにもしそれをぶつけてたら、君もそれを聞くだろう?だから僕はそれを噛み砕く。ああ、苦いね。
【1117】
君は猫みたい。僕は構いたくなるけど、うざがられるのが嫌で我慢、我慢。急に距離詰めたら怖いかなあとか、馴れ馴れしいと嫌かなあとか、読めないから恐る恐る手を伸ばす。それでも、時々失敗して、ざくりと爪が刺さったり。うん、ごめん。一歩下がってもう一度距離を探る。その繰り返し。
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世界が君を嫌ってるんじゃない。君が世界を嫌ってるんだね。
【1115】
君がいるんです。君がいるんです。僕のわがままだけならば、いくらでもそう叫びます。それが夢の中ならば、自由に叫んでいいでしょう?だって現実の君はいつでも誰かに囲まれて、笑顔は僕のものじゃない。僕だけのものじゃない。
歌をお借りして。
【1116】
ダイキライダヨ。口の中で噛み砕いたら、苦かった。こんな言葉で君を満たしたらきっと君は苦しいから、僕はそれを噛み砕く。君が嫌いなんじゃないよ。僕の周りのあれやこれやいろんなものにもしそれをぶつけてたら、君もそれを聞くだろう?だから僕はそれを噛み砕く。ああ、苦いね。
【1117】
君は猫みたい。僕は構いたくなるけど、うざがられるのが嫌で我慢、我慢。急に距離詰めたら怖いかなあとか、馴れ馴れしいと嫌かなあとか、読めないから恐る恐る手を伸ばす。それでも、時々失敗して、ざくりと爪が刺さったり。うん、ごめん。一歩下がってもう一度距離を探る。その繰り返し。
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【1111】 夜の帳
星をほどいて月光と縒り合わせ、夜の縦糸に通して静寂を織る。
時折浮かぶ輝きは生まれては消えて行く夢の欠片。
暗く深い藍は眠りながら涙する君の哀しみ。
すべて君から拾い上げ、織り込んでいく。
いつか君に穏やかな夜が訪れますように。
書き出しをお借りして。
【1112】 雨の日
雨が降る。
雨足が強く、出掛けるのが億劫になる。
「おさんぽ、むり?」
座敷童が俺を見上げる。
「今日は無理」
「うにゅう、ざんねん」
彼女は最近近所の猫巡りがマイブームなのだ。
「晴れたらな」
「にぼしもってく」
お前が食いきる前に晴れるといいな。
【1113】 黒うさぎ
急いで走る黒うさぎ なんだかとっても急いでて 後を追うのも大変で 息切れ疲れて見失い その場に座り込んだけど やっぱり気になる黒うさぎ 疲れたときのそのために 休める場所を用意して 僕は待ってる黒うさぎ だからいつでも疲れたら 僕のところへ休みにおいで
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星をほどいて月光と縒り合わせ、夜の縦糸に通して静寂を織る。
時折浮かぶ輝きは生まれては消えて行く夢の欠片。
暗く深い藍は眠りながら涙する君の哀しみ。
すべて君から拾い上げ、織り込んでいく。
いつか君に穏やかな夜が訪れますように。
書き出しをお借りして。
【1112】 雨の日
雨が降る。
雨足が強く、出掛けるのが億劫になる。
「おさんぽ、むり?」
座敷童が俺を見上げる。
「今日は無理」
「うにゅう、ざんねん」
彼女は最近近所の猫巡りがマイブームなのだ。
「晴れたらな」
「にぼしもってく」
お前が食いきる前に晴れるといいな。
【1113】 黒うさぎ
急いで走る黒うさぎ なんだかとっても急いでて 後を追うのも大変で 息切れ疲れて見失い その場に座り込んだけど やっぱり気になる黒うさぎ 疲れたときのそのために 休める場所を用意して 僕は待ってる黒うさぎ だからいつでも疲れたら 僕のところへ休みにおいで
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【1108】
朔の月に飲み込まれて、見えなくなっているのは僕の存在じゃなく僕の眼(まなこ)。僕が君を見ないから、きっと君からも見られていないって馬鹿な妄想だってわかってる。けど、僕は黒い月に身を沈めて君を視界から遠ざける。自分の弱さから目をそらす。
【1109】
否定的な言葉を、僕から全部奪いさって。どろどろしたこの感情を君に突き刺してしまう前に。僕の体から生えたトゲが君に届くその前に、僕は僕を封じ込める。
【1110】
僕がぱんって破裂したら、溜め込んだ思いはどこへ行くんだろう?くだらない軽さで風にまぎれて、誰にも気づかれずに消えてしまうのかもしれない。溜め込んでいた時には必死で苦しくても、意外と中身は薄くて淡いものなのかもしれない。
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朔の月に飲み込まれて、見えなくなっているのは僕の存在じゃなく僕の眼(まなこ)。僕が君を見ないから、きっと君からも見られていないって馬鹿な妄想だってわかってる。けど、僕は黒い月に身を沈めて君を視界から遠ざける。自分の弱さから目をそらす。
【1109】
否定的な言葉を、僕から全部奪いさって。どろどろしたこの感情を君に突き刺してしまう前に。僕の体から生えたトゲが君に届くその前に、僕は僕を封じ込める。
【1110】
僕がぱんって破裂したら、溜め込んだ思いはどこへ行くんだろう?くだらない軽さで風にまぎれて、誰にも気づかれずに消えてしまうのかもしれない。溜め込んでいた時には必死で苦しくても、意外と中身は薄くて淡いものなのかもしれない。
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【1107】
主「暑い!白虎、風!」
白「何で俺が野郎に風吹かせにゃならんの」
青「だめです、主。こいつの風は男には暴風です」
主「じゃあ、青龍、雨」
青「いけません。無理に雨を呼べば天災となります」
主「頭、固いんだからなー。お前ら、暑くないの?」
青「式神ですので」
主「ずりぃ・・・」
主「この暑さ、なんとかならねえ?」
朱「あら♪アタシで良ければ扇ぐわよ♪」
主「いや、遠慮しとく」
白「オカマはお呼びじゃないってよ」
朱「オネエってお言い!」
主「朱雀が扇いでも熱風が来るんだよ」
朱「やっぱり我が主、優しいわ」
主「くっつくな、羽毛暑い」
朱「えー!?」
主「あれ?玄武、どこいった?」
青「庭にいるようですが?」
主「何してるんだ?玄武?玄武!」
玄「・・・呼んだ?」
主「うわあっ!何で首まで埋まってんだよ!」
玄「土、冷たい。地下水、ひやひや。一緒に、埋まる?」
主「・・・遠慮しとく」
主は高校生。
四神は
「白虎(風)」 女の子好きの遊び人。
「青龍(水)」 まじめでかたい。融通が利かない。
「朱雀(火)」 美人で細マッチョのオネエ(男)。
「玄武(地)」 ちょっとぼーっとした男の子。
です。
あほっぽくしようと思って設定したので、いろいろヒドイwww
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青「式神ですので」
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主「この暑さ、なんとかならねえ?」
朱「あら♪アタシで良ければ扇ぐわよ♪」
主「いや、遠慮しとく」
白「オカマはお呼びじゃないってよ」
朱「オネエってお言い!」
主「朱雀が扇いでも熱風が来るんだよ」
朱「やっぱり我が主、優しいわ」
主「くっつくな、羽毛暑い」
朱「えー!?」
主「あれ?玄武、どこいった?」
青「庭にいるようですが?」
主「何してるんだ?玄武?玄武!」
玄「・・・呼んだ?」
主「うわあっ!何で首まで埋まってんだよ!」
玄「土、冷たい。地下水、ひやひや。一緒に、埋まる?」
主「・・・遠慮しとく」
主は高校生。
四神は
「白虎(風)」 女の子好きの遊び人。
「青龍(水)」 まじめでかたい。融通が利かない。
「朱雀(火)」 美人で細マッチョのオネエ(男)。
「玄武(地)」 ちょっとぼーっとした男の子。
です。
あほっぽくしようと思って設定したので、いろいろヒドイwww
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【1105】 その理由
「別に良かったんだ。あんたが死んでようと生きてようと」
そう言うと背を向けた。だけど強がりはその真っ直ぐな瞳に見透かされてしまう。
本当はあんたが死ぬと思っただけで全身が凍りついたこと。
まだ震える手を、優しい手が包みこんだ。
「ありがとう。守ってくれて」
書き出しをお借りして。
【1106】 真夏が来た
朝起きると隣に真夏が寝ていた。
「チェンジで」
「ひどい。開口一番それですか?」
「暑すぎるんだよ。熱中症になるだろうが」
「冷夏の時もありますけど?」
「今年は?」
「暑い方ですね」
「ほれみろ」
「アイスティ飲みます?」
「…飲む」
まあ、帰せるとは思ってないさ。
書き出しをお借りして。意外と家庭的な真夏ちゃん。
梅雨あけましたね。
ご挨拶ありがとうございます。暑中お見舞い申し上げます。
暑いですが、皆様体調はいかがですか?
閲覧、拍手、ありがとうございます。
最近記事更新にいっぱいいっぱいでお礼もしてませんでした。
申し訳ありません。
これに懲りずにまたきてくださいね。
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「別に良かったんだ。あんたが死んでようと生きてようと」
そう言うと背を向けた。だけど強がりはその真っ直ぐな瞳に見透かされてしまう。
本当はあんたが死ぬと思っただけで全身が凍りついたこと。
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「ありがとう。守ってくれて」
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【1106】 真夏が来た
朝起きると隣に真夏が寝ていた。
「チェンジで」
「ひどい。開口一番それですか?」
「暑すぎるんだよ。熱中症になるだろうが」
「冷夏の時もありますけど?」
「今年は?」
「暑い方ですね」
「ほれみろ」
「アイスティ飲みます?」
「…飲む」
まあ、帰せるとは思ってないさ。
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梅雨あけましたね。
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HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
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