宵月楼-しょうげつろう-
あやかし風味。ミステリー皆無。恋愛要素多少混入。
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]
【1032】 野良おもちゃ
野良おもちゃは、自分で動くようになる。
人間に頼らず、行きたいところへ行くようになる。
だけど、どんなに自由に動けても捨てた人間に復讐したりはしない。
楽しかった時も確かに覚えているからだ。
だから、おもちゃ箱のすみに押し込めるくらいなら、最後に自由を頂戴。
【1033】 踏み出した君へ
君にはもう僕は見えないんだろう。
いや、そうじゃない。
見ないのだろうね。
自分の意思で。
僕と重なっていた部分をまるごと切り取って、ここに置いていってしまった。
だから、僕はそれをそっとしまって、さよならをこぼして、そして忘れるんだ。
君の勇気に、ありがとう。
【1034】 敗北
あなたはこの私に敗北したんだ。
髪の間からのぞく耳に囁きを流し込むと、しなやかな体が恥辱に強張るのが薄い単の上からでもはっきりとわかった。
敗北と悦楽に震える体の線を指でなぞって噛み締める唇に口づけを落とす。
蕾が綻ぶように解けるのに時はかからなかった。
書き出しをお借りして。
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
野良おもちゃは、自分で動くようになる。
人間に頼らず、行きたいところへ行くようになる。
だけど、どんなに自由に動けても捨てた人間に復讐したりはしない。
楽しかった時も確かに覚えているからだ。
だから、おもちゃ箱のすみに押し込めるくらいなら、最後に自由を頂戴。
【1033】 踏み出した君へ
君にはもう僕は見えないんだろう。
いや、そうじゃない。
見ないのだろうね。
自分の意思で。
僕と重なっていた部分をまるごと切り取って、ここに置いていってしまった。
だから、僕はそれをそっとしまって、さよならをこぼして、そして忘れるんだ。
君の勇気に、ありがとう。
【1034】 敗北
あなたはこの私に敗北したんだ。
髪の間からのぞく耳に囁きを流し込むと、しなやかな体が恥辱に強張るのが薄い単の上からでもはっきりとわかった。
敗北と悦楽に震える体の線を指でなぞって噛み締める唇に口づけを落とす。
蕾が綻ぶように解けるのに時はかからなかった。
書き出しをお借りして。
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
【1030】 終末
破壊衝動を具現化したらきっとこんな形になるのだろう。俺は目の前に振りかざされた巨大なハンマーを見上げて、妙に冷静にそう思った。「俺を壊すのか?」「そーだよ!最初に壊すよ、邪魔だもん」そう言って笑うのは世界を破滅に導くもの。俺と対をなす最終兵器。
書き出しをお借りして。
【1031】 ガリガリ君
人類とガリガリ君の全面かくれんぼに突入してから、どれだけの歳月が過ぎただろうか。この地球温暖化を乗り切る切り札としてガリガリ君の捕獲は急務である。しかし奴らは数と種類を悟られぬ狡猾さをもって人類を翻弄する。「莓味だと?おのれ、奴らはどこまで進化するというのだ」
これはちょっとお遊びwwww
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
破壊衝動を具現化したらきっとこんな形になるのだろう。俺は目の前に振りかざされた巨大なハンマーを見上げて、妙に冷静にそう思った。「俺を壊すのか?」「そーだよ!最初に壊すよ、邪魔だもん」そう言って笑うのは世界を破滅に導くもの。俺と対をなす最終兵器。
書き出しをお借りして。
【1031】 ガリガリ君
人類とガリガリ君の全面かくれんぼに突入してから、どれだけの歳月が過ぎただろうか。この地球温暖化を乗り切る切り札としてガリガリ君の捕獲は急務である。しかし奴らは数と種類を悟られぬ狡猾さをもって人類を翻弄する。「莓味だと?おのれ、奴らはどこまで進化するというのだ」
これはちょっとお遊びwwww
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
【1023】
君が見てる世界と僕が見てる世界は同じじゃないよ。重なってるけど同じじゃない。だから僕には、君がどこを見てるのかわからない。わからないんだ。
【1024】
遥か遠くにいる君。全然違う性格の君。正反対の趣味の君。だけど、ふとした瞬間に同じもので笑える君。すれ違って、ふと立ち止まって言葉を交わした偶然。そんな君で、またひとつ僕の世界に色がつく。きっと君は淡い薄紅。春に似た柔らかな色。
とても心がほんわかさせられる友達に。
【1025】
君の中の僕の存在に自信がないから見ていることしかできないけど、いつもと様子が違えば心配。うまく言葉にできないし、この不器用な指が君の傷口のかさぶたを剥がしそうで怖くて伸ばせないけど、僕はいつでもここにいるよ。君を嫌いにはならないよ。
【1026】
激しく自分を責めるのは自虐でしかないと怒られたことがある。人の声に耳を貸さずに自分を責めてれば楽でしょう?と。だから、人の声には耳を傾けるようにしたい。時には痛い言葉もあるけど、面と向かって言われる言葉は気にかけてくれている証拠だから。激しくても、厳しくても、そこには愛情がある。
【1027】
誰の一番にもならないかわりに、誰かだけしか見ないこともない。静かな月のようにここにいて、目の前を過ぎていく人たちをそっと見ている。必要なときは名前を呼んでいい。気が向いたら立ち止まって言葉を交わしてもいい。それまでは、ここで風に吹かれているよ。
【1028】
君たちが口々に勝手言って、僕の頭の中で好き勝手してる。外に出して会いたいよ。僕の物語の中の君たちに。
お題:会いたくなる時
【1029】
自分の存在意義に迷う。君に、ここにいてくれてよかったと言ってほしくなる。
お題:会いたくなる時
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
君が見てる世界と僕が見てる世界は同じじゃないよ。重なってるけど同じじゃない。だから僕には、君がどこを見てるのかわからない。わからないんだ。
【1024】
遥か遠くにいる君。全然違う性格の君。正反対の趣味の君。だけど、ふとした瞬間に同じもので笑える君。すれ違って、ふと立ち止まって言葉を交わした偶然。そんな君で、またひとつ僕の世界に色がつく。きっと君は淡い薄紅。春に似た柔らかな色。
とても心がほんわかさせられる友達に。
【1025】
君の中の僕の存在に自信がないから見ていることしかできないけど、いつもと様子が違えば心配。うまく言葉にできないし、この不器用な指が君の傷口のかさぶたを剥がしそうで怖くて伸ばせないけど、僕はいつでもここにいるよ。君を嫌いにはならないよ。
【1026】
激しく自分を責めるのは自虐でしかないと怒られたことがある。人の声に耳を貸さずに自分を責めてれば楽でしょう?と。だから、人の声には耳を傾けるようにしたい。時には痛い言葉もあるけど、面と向かって言われる言葉は気にかけてくれている証拠だから。激しくても、厳しくても、そこには愛情がある。
【1027】
誰の一番にもならないかわりに、誰かだけしか見ないこともない。静かな月のようにここにいて、目の前を過ぎていく人たちをそっと見ている。必要なときは名前を呼んでいい。気が向いたら立ち止まって言葉を交わしてもいい。それまでは、ここで風に吹かれているよ。
【1028】
君たちが口々に勝手言って、僕の頭の中で好き勝手してる。外に出して会いたいよ。僕の物語の中の君たちに。
お題:会いたくなる時
【1029】
自分の存在意義に迷う。君に、ここにいてくれてよかったと言ってほしくなる。
お題:会いたくなる時
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
君が好きだと素直に言えず 尻尾で足をはたく僕
朝の静かで冷えた空気に君の指先思い出す
君の言葉にちらりと覗く見慣れぬ方言可愛くて
君がいないとここは寂しい 元気になったら出ておいで
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
朝の静かで冷えた空気に君の指先思い出す
君の言葉にちらりと覗く見慣れぬ方言可愛くて
君がいないとここは寂しい 元気になったら出ておいで
参加しています。もしよろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
HN:
宵月楼 店主
性別:
非公開
自己紹介:
オリジナルの短い文章を書いています。アニメ、ゲーム、小説、マンガ、音楽、手作り、すべてそれなりに広く浅く趣味の範囲で。
カウンター